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Sencha TouchフレームワークがTizenをサポート

こんにちは、ゼノフィnakamuraです。

この記事は、US Sencha社ブログ Sencha Brings Tizen Support to the Touch Framework を翻訳したものです。

Touch2.3.1 世界で最も人気があるクロスプラットフォームHTML5フレームワークであるSencha TouchがTizenをサポートするようになりました。Sencha Touch 2.3.1はすぐに使用可能となり、Tizenプラットフォーム向けにアプリケーションを構築している皆様のためにTizen専用のテーマも含まれています。現在Sencha Touchは空前のプラットフォームに対応しています:iOS, Android, BlackBerry, Windows, Tizen。Tizenサポートについて詳しくはこのブログの続きをお読み下さい。また待ちきれないと方はSencha Touch 2.3.1をダウンロードして下さい。

Download Sencha Touch 2.3.1

Sencha TouchのTizenサポート

TizenはデバイスメーカーであるサムソンとチップサプライヤーのIntelがサポートしているオープンソース プラットフォームです。Tizenはデフォルトの黒い「dark」テーマとベージュの「light」テーマの二つのシステムテーマを提供しています:

Sencha Touch 2.3.1では、その二つのトーンから選択が可能です。Sencha Touchの全ての既存のUIコンポーネント(フォーム、メニュー、スライド、その他)は「dark」と「light」のテーマが使われ、Tizenが提供しているUXガイドラインに従っています。

Tizen Black-Toned (Dark)

Tizen ブラックトーン (Dark)

Tizen Beige-Toned (Light)

Tizen ベージュトーン (Light)

既に多くの人が、Sencha Touchのテーマを切り替える能力と、プラットフォームを自動的に検出して正しいテーマを提供するように設定できるということを知っていると思います。Tizenは「dark」と「light」の二つのオプションを提供しているため、次のパラメータを利用して、プログラムによってテーマをセットする方法を生成しました:

1
MyApp.app.setThemeVariation('dark'); Or, MyApp.app.setThemeVariation('light');

Sencha Bundle及びSencha CompleteとArchitect

今の時点では、Tizenのテーマ、またはSencha Touch 2.3.1は、Sencha Bundle及びSencha Completeには含まれていません。昨日発表されたArchitect 3にもSencha Touch 2.3.1を含めるように作業をしていますので、それができましたらSencha Bundle及びSencha Completeにも含むことができます。それまでは、Sencha Bundle及びSencha Completeを購入したお客様でしたら、Sencha Touch 2.3.1をダウンロードして、手動でinstallディレクトリ内に差し替えることができます。

まとめ

以前のブログ記事で述べたように、目的とするプラットフォームに対して、ネイティブに見えるようにテーマを作成するには大変な努力が必要です。Senchaでは、どの新しいプラットフォームでも製品を買った時点でネイティブ風であるという体験を可能な限り早く提供できるように頑張っています。私たちは開発者がアプリケーションをどうやってネイティブ風な外観にするかということに時間をかけるよりも、素晴らしいWebアプリケーションを作成することに時間を使って欲しいのです。TizenサポートをSencha Touchに導入することで、また新しい金字塔を打ち立てました。フレームワークの改善を続けるために、是非今までと同じようにフォーラムでフィードバックして下さい。

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