Sencha Architect 4.0 早期アクセス版のリリース
こんにちは、ゼノフィseoです。
この度はSencha Architect 4.0 早期アクセス版のリリースを発表でき、嬉しく思います。Architect 4.0 がExt JS 6 モダンツールキットに対応したことにより、進歩したモバイルアプリケーションや企業向けデスクトップアプリケーションを単一のコードベースで作成することができるようになります。
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何が新しくなったか
Sencha Architect 4.0の新機能や改良点をいくつか次に挙げます。詳しくはドキュメンテーション(英語)に記載しています。
Ext JS 6 モダンツールキットをサポート
Architect 4.0 はExt JS 6 クラシックツールキットに加えモダンツールキットをサポートしているため、モバイル端末向けのExt JS モダンアプリケーションを、デスクトップのモダンブラウザ向けのアプリケーションと同様にArchitect で簡単に開発することができます。もし現在Sencha Touch を利用されているのであれば、Ext JS 6 モダンツールキットへのマイグレーションをご検討ください。詳しくはアップグレードドキュメンテーションガイド(英語)に記載しています。
Architect 4.0 ではExt JS 6 モダンアプリケーションにTritonテーマを使用することができます。Tritonはフラットでミニマルなテーマであり、アイコンフォントに対応しています。Architect にはGUIベースのテーマローラーが付属しており、これにより既存のテーマを変更したり、独自のテーマを作成することができます。
ハイブリッドモバイルアプリのためにExt JS モダンアプリをパッケージ
Architect 4.0 によりiOSやAndroidに向けたハイブリッドモバイルアプリケーションを作成することができます。Cordova/PhoneGap ビルドプロファイルをapp.jsonに追加し、Cordova をExt JS モダンアプリに追加、ネイティブアプリをビルドし、エミュレータで実行するという一連の操作のためのUIをArchitect 4.0は提供しています。iOSアプリを作るためにはXcodeに加えてNode.js、Cordova/PhoneGap が必要で、AndroidアプリにはAndriod Studio/SDK が必要です。
Sencha Themer を利用して作成されたテーマのインポートをサポート
Architect 4.0 では、我々が新たに用意したツールであるSencha Themer を利用して作成されたテーマをインポートすることができます。Sencha Themer を利用してカスタムテーマを作成し、それをテーマリソースとして加えるだけで簡単にそのテーマパッケージをArchitect 内で開くことができます。Architect はテーマパッケージをプロジェクトフォルダにコピーし、テーマを適用します。
Sencha Cmd およびFashion を利用したライブアップデートをサポート
Architect 4.0 では、Ext JS 6 モダンアプリケーションのSassファイルを変更し、すぐにその変更を確認することができます。Architect はExt JS テーマコンパイラであるFashionを利用してSass をコンパイルし、実行中のウェブアプリにアップデートされたCSSを組み込みます。つまり、テーマの変更を確認するためにリロードする必要がなく、その代わりにブラウザで直にほぼリアルタイムにアップデートを確認することができます。
向上したパフォーマンス
Architect 4.0 はパッケージングに最新のGitHub Electron を使用しており、これにより Architect アプリケーションのパフォーマンスを向上し安定させることができます。
対応バージョン
Architect 4.0 ではExt JS 6 モダンツールキット、およびExt JS 4.x、5.x、6.x クラシックツールキットを利用してExt JS アプリを作成することができます。Architect 4.0 は Sencha Touch をサポートしていません。Touch ユーザの皆さまは引き続きArchitect 3.5 をご利用いただけます。
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