Sencha GXT 4 メジャー版リリースのお知らせ
こんにちは、ゼノフィseoです。

Sencha、およびGXTチームを代表してGXT 4 メジャー版のリリースを自信をもって発表いたします。GXT 4 はGXTアプリケーションのモバイルプラットホームへの拡張を大きく前進させるものです。GXT 4 を使えば、機能が豊富でデータ中心のJavaベースのHTML5アプリケーションをデスクトップ、タブレット双方に向けてビルドし、既存のGXTアプリをモビライズすることができます。今回の開発に併せて世界で最も高度なJavaフレームワークを作り、機能豊かなHTML5アプリケーションをビルドできるようにしました。この場を借りて我々のコミュニティの皆様に、サポートとフィードバックを継続的に提供してくださったことに感謝を申し上げます。
実際に動く所を見てみましょう!
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Sencha GXT 4 Examples Explorer
新しいGXT 4 Executive Dashboard App
ガイドとドキュメンテーション
12月15日 8:30(PST) からのウェビナーに登録
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新機能
- タッチジェスチャーのタブレット対応: GXT 4 は、タッチおよびジェスチャーシステムをフレームワークのコアに導入することでタブレットに対応しています。
- 新しいTritonテーマ: GXT 4 は新しいテーマであるTriton を導入しています。これはデスクトップおよびタブレットのいずれであるかを意識せず動作するようデザインされています。
- Executive Dashboard App: GXT 4 を使ってビルドし、デスクトップおよびタブレットいずれの操作にも最適化されたExecutive Dashboard のサンプルアプリも入れています。
GXT 4についてより詳しく
タッチジェスチャーのタブレット対応
GXT 4 は同じコードをデスクトップおよびタッチスクリーン端末双方で動かすことができる初めてのバージョンです。既存のGXTアプリケーションをわずかな修正で、もしくは全く変更せずにタッチスクリーン端末で実行することができるようになります。ピンチ、ズーム、スワイプ、タップ、長押しなどのジェスチャーに対応するため必要な全てのコードを盛り込んでいます。これにより、既存のデスクトップアプリをタブレットでお使いいただくことができます。タッチスクリーン端末のサポートは2つのカテゴリーに分けることができます。
ジェスチャシステム – touchstartやtouchmove、touchendのようなブラウザのイベントを組み合わせ、ジェスチャに統合します。これらのタッチイベントの順序やタイミングを解釈した上で、システムはドラッグやスワイプ、長押し、ピンチ、回転、タップなどのより複雑なジェスチャを認識します
タッチスクローラ(モメンタムスクローリング) – モバイル(タブレット)ブラウザ向けに、タッチデバイスのスクロール体験を向上させます。GridやTreeGrid、Tree、DataVew などGXTで最も複雑なUIコンポーネントが、タッチデバイスでのスクロール操作をより良く感じられるよう最適化されています。
新しいテーマ Triton
新しいテーマであるTriton を追加し、豊富なUIコンポーネント群を、デスクトップとタッチスクリーン端末双方で同じ見た目、操作感となるようにしました。デスクトップでのマウスおよびクリックの入力をタッチベースの入力に変換するにあたり、ひとつも妥協していません。Triton はExt JS 6 のTriton テーマにインスパイアされており、これは全てのフォームファクター(デスクトップ、タブレット、スマートフォン)で共通に利用できる単一のテーマであり、”Flat UI”などのモダンなデザインコンセプトを採用しています。
Executive Dashboard App
新しいExecutive Dashboard サンプルアプリケーションをご紹介できることも非常にうれしく思います。GXTの構成部品のわずかなカスタマイズだけでいかに見た目と操作感の良いアプリケーションとなるかをこのサンプルアプリケーションではお見せしており、この構成部品のおかげでGXTはJavaベースのHTML5アプリケーションにとって完璧なフレームワークとなっています。
GXT 4 の新しい機能について最も重要なもののいくつかを上でご説明いたしましたが、他にもまだあります。他にある新機能や拡張した機能、Gxt 4 の新機能 ガイドやGXT 4 ドキュメントでご確認ください。我々は誇りをもってこのバージョンをコミュニティにリリースし、強力なJavaベースHTML5アプリケーションを展開するための最良の手段としてGXTを進化させ続けます。
対応するブラウザとプラットホーム
GXT 4 でこれまでと変わりない一番重要な点は、継続してIE 8 に対応しているということです。GXT 4 はSafari 6以上、 Firefox、 IE8以上、 Chrome、そして Opera 12以上に対応しています。モバイルプラットホームではGXT 4はiOS 6以上でのSafari、Android 4.1以上でのChrome、そして IE10以上を採用しているWindows 8 タッチスクリーン端末(Surface やタッチスクリーンラップトップ) に対応しています。
感謝のことば
我々のコミュニティの皆様に対して多大なる感謝を述べさせていただきます。皆様からの機能追加リクエスト、提案、フィードバック、バグレポートにより、このリリースを成し遂げることができました。GXT 3 から GXT4 へのアップグレードの際のコード変更が最小限で済むよう努力しています。我々がこのバージョンを楽しみながら作り上げたように、皆さんも楽しくGXT 4 を使って新しいアプリを作ったり、既存のGXT 3 アプリをアップグレードいただけたら幸いです。