GXT 4 早期アクセス版の発表
こんにちは、ゼノフィseoです。
Sencha GXT 4 の早期アクセス版を発表できることを非常にうれしく思います。このプログラムにより皆さまには、現在開発中の GXT 4 の成果を試し、評価していただけます。これは我々にとっても今までで一番のGXT をリリースするため、非常に大切な機会となっています。
GXT 4 により、Javaで開発したリッチでデータ中心のHTML5 アプリケーションをデスクトップとタブレットの両方に向けてビルドすることができ、また、既存のGXT アプリをモバイル化することができます。
GXT 4 の新機能
GXT 4 はフレームワークのコアにタッチ/ジェスチャーシステムを導入したことでタブレットに対応しています。また、デスクトップまたはタブレット端末に関わらず利用できるようデザインされた新しいテーマのTriton も導入しています。GXT 4 のタブレット対応とTriton のハイライトを次に挙げます。
タブレットのタッチジェスチャ対応
GXT 4 はタッチスクリーン入力を備えた端末(タブレットやタッチスクリーンのパソコンを含む) をサポートしています。これにより既存のGXT アプリケーションをわずかな修正で、もしくは全く変更せずにタッチスクリーン端末で実行することができるようになります。タッチスクリーン端末のサポートは2つのカテゴリーに分けることができます。
- ジェスチャシステム -touchstartやtouchmove、touchendのようなブラウザのイベントを組み合わせ、ジェスチャに統合します。これらのタッチイベントの順序やタイミングを解釈した上で、システムはドラッグやスワイプ、長押し、ピンチ、回転、タップなどのより複雑なジェスチャを認識します
- タッチスクローラ (モメンタムスクローリング) -モバイル(タブレット)ブラウザ向けに、タッチデバイスのスクロール体験を向上させます
GridやTreeGrid、Tree、DataVew などGXT で最も複雑なUIコンポーネントが、タッチデバイスでのスクロール操作をより良く感じられるよう最適化されています。
新テーマの Triton
GXT にタッチとジェスチャのサポートを加える一方で、タブレットのアプリケーション体験を最適化する新しいテーマを作りたいと思いました。デスクトップのマウス/クリックからタッチベースの反応へ変換するにあたり、タブレット上により幅広い接触面(fingertips) が必要になりました。そこで我々は新しいテーマであるTriton をGXT 4 に導入しました(Ext JS 6 のTriton にインスパイアされています)。これはデスクトップとタブレット両方のアプリケーションに共通で利用できます。
Senchaコミュニティにこの早期アクセス版をリリースでき、またデスクトップとタブレット両方に強力なJavaベースのHTML5アプリケーションを届けるための最良の手段としてGXT を進化させ続けられることを非常にうれしく思います。新機能の全てをお知りになりたい場合はGXT 4 で何が新しくなったかをご覧ください。
皆さんのフィードバックが必要です
GXT 4 早期アクセス版は今すぐにダウンロードすることができます。GXT 4 GA版をできる限り早くリリースできるよう我々は力を注いでおります。そのためにも皆さんのフィードバックが必要です。既存のGXT 3.x アプリを4に移行していただき、バグをGXT 4 フォーラムにご報告ください。フィードバックをお待ちしています。
価格改定の前にご購入を
GXT 4 が一般に公開されますと、価格が$5,975(5ライセンス) に改定されます。ただいま購入いただければ$4,775(5ライセンス) ですので、$1,200 もお得です。