Sencha Web Application Manager 6 でアプリを管理する
こんにちは、ゼノフィnakamuraです。
7月1日に、我々は Sencha Web Application Manager 6 (以前の Sencha Space) の一般公開を発表しました。このリリースにより、ウェブアプリケーションを対応してるデスクトップ、タブレット、スマートフォンにより簡単にデプロイ、そして管理することが可能になります。
アプリケーション開発者はより洗練され複雑化したレベルの要件に応えなければいけない時代となっています。例えば、多くのアプリケーションはタブレット、スマートフォン、そしてデスクトップに対応しなければなりません。それに加え、これらのアプリケーションの多くはデバイスがオフラインであっても機能しなければなりません。さらに問題を大きくするのは、組織においては、これらの機能をより早く、同等もしくはより少ないリソースをつかって行わなければいけないというプレッシャーがあります。
Sencha Web Application Manger はより簡単に、こういった目標を達成することが可能になります。これはアプリケーションのデプロイと管理プロセスを合理化することによって可能になります。ネイティブパッケージ、AppStore への申請、複雑なクロスデバイスアプリケーションテストなどの非生産的な作業を除去もしくは削減することにより、企業はより高いクオリティーでよりセキュアなアプリケーションをより低いコストでデリバリーすることが可能になります。Sencha Web Application Manager がそれを可能にします。
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今回のリリースの新機能
- 無線通信を利用したアプリケーションデプロイの改良 – これにより数分の間に、ネイティブパッケージや AppStore 申請などが必要なく、厳重なセキュリティでどんなユーザーにもアプリケーションをデプロイすることができます。
- ユーザーの導入、デバイス、アプリケーションアクティビティーやパフォーマンス数値を追跡し、レポートする機能が改善されています。
- きめ細かいアプリケーション分析機能により、アプリ内のイベントキャプチャーなどによりユーザーの行動をベースにアプリを最適化することも可能です。
- 拡張されたデスクトップデバッグ機能により、あなたのお気に入りのウェブ開発トラブルシューティングツールを使うことができ、その結果素早く問題を解決することが可能になります。
- クライアントアプリケーションのカスタマイズが簡略されたため、Sencha Web Application ユーザー体験をブランディングすることが非常に簡単になりました。
- Sencha 技術パートナーの Manatee Works の最新の高水準バーコードスキャンライブラリを Web Application Manager Client API に実装しました。
利点と詳細
無線通信でのデプロイの向上
クライアントサイドアプリケーションリソースを無線でエンドユーザーのデバイスにセキュアにデプロイする機能を最適化しました。より早く、アプリケーションをアーカイブする効率良い圧縮アルゴリズムを取り入れ、次のことを削減できるようにしました:
- アプリケーションのロード時間
- ローカルストレージの使用量
この大幅な強化により、アプリケーションのアーカイブをデバイスにより早く、小さなスペースにストアし、より早くディスクから解凍することにより、よりレスポンシブでハイパフォーマンスなユーザー体験を提供することができます。この機能により、より簡単にセキュアかつオフラインでも有効なアプリケーションを作ることができるようになります。
分析機能の改善
新しいレポート機能を追加し、それによりユーザーとアプリケーションの使用状況がより明確になりました。新しいレポートは検索、ソート、そしてフィルター機能が有効になったことで必要なデータをピンポイントで得られ、アプリケーション環境の特徴的なアクティビティやトレンドを視覚化することができます。
アプリ内のイベントキャプチャー
開発者がアプリケーション内のイベントをキャプチャー、収集、整頓できるように新しいAPI を導入しました。管理コンソール内のレポート機能によりこれらのイベントを検索、ソート、フィルター、することでアプリ内でのユーザーのアクティビティや挙動をより詳しく視覚化することが可能となります。この機能により、アプリケーションのユーザー体験を最適化することが可能となります。
デスクトップデバッグの改善
デスクトップ用の Web Application Manager Client が改善されたことにより、Chrome DevTools がサポートされるようになりました。Web Application Manager の組織で「開発者」の役割が与えられたメンバーは、幅広く親しまれている開発ツールで、デスクトップクライアント内の問題をトラブルシュート、解決することができます。これにより開発プロセスを加速させ、バグをより早く見つけることができるようになります。
簡略化されたカスタマイズ機能
多くの組織は、独自のブランディングを Sencha Web Application Manager Client に適応させなければなりません。今回クライアントアプリケーションのカスタムインスタンスの作成し、組織がアプリケーションを独自のロゴと名前で、複数の AppStore に配信することを簡略化しました。それに加え、管理コンソールの UI カスタマイズ機能を強化したことにより、アプリケーションの内部を簡単にブランディングすることができます。
Manatee Works が提供する ハイパフォーマンス バーコードスキャンAPI
今回我々は Manatee Works (アプリケーション開発者のためのハイパフォーマンス バーコードスキャンソフトウェアの提供者) とのパートナーシップを発表できることを大変嬉しく思っています。Manatee Works Barcode Scanner SDK は高速で40以上の記号フォーマット (Dot Code と PDF417も含む) を認識します。これにより開発者は、Web Application Manager Client API 内のクロスプラットホーム Javascript API を使用でき、これによりiOS、アンドロイド、Windos Phone デバイスの背面のカメラを使用してこの強力な機能にアクセスすることが可能になります。これにより開発者は専用のスキャンハードウェアなど必要なく、簡単に安く、セキュアなバーコードスキャンをアプリケーションに実装することが可能となります。
新しい価格設定とパッケージ
製品の名前を変更し、導入特別価格を設定しました。 新価格と製品体系ついてはこちらへ。
まとめ
Sencha チームは今回のリリースについて、大変誇りに思っています。そして、Sencha Web Application Manager によって提供できる新しい機能により、組織は簡単にウェブアプリケーションを対応しているスマートフォン、タブレット、デスクトップにデプロイし管理することができるようになります。Sencha Web Application Manager によりチームはより豊かで、データ量の多い、セキュアなアプリケーションをより早く、安いコストで提供することができるようになります。是非試してみてください。そして、フィードバックや質問をお待ちしております – Web Application Manager フォーラムまで