デスクトップからスマートフォンまでを Ext JS で
こんにちは、ゼノフィnakamuraです。
Ext JS 6 について大変興奮しております。イノベーションの中でも一番興奮しているのは、Ext JS と Touch フレームワークのマージについてです。これにより、デスクトップ、タブレット、スマートフォンで使えるウェブアプリケーションをチームは単一の JavaScript フレームワークでデザイン、そして開発することができるようになります。SenchaCon や SenchaCon ロードショーの参加者とのディスカッションの末、皆さんも同じように興奮していることがわかりました。
SenchaCon では、Don Griffin (エンジニアディレクター )と Gautam Agrawal (製品マネージメントディレクター )が、Ext JS と Touch フレームワークのマージへの道のりについてお話ししました。始まりは Ext JS 5 で最良のClass/Loader、DOM、データパッケージ、MVC/MV、そしてユーティリティーを二つのフレームワークから持ってくることで共通コアを形成したところからでした。当時は、Ext JS 側からの視点しかありませんでした。
“ 統一されたコアと classic で modern なツールキットで、皆さんにユニバーサルなアプリケーションを作るためのユニバーサルなフレームワークを提供しています。”
Ext JS 6 のリリースにより、1つのフレームワーク、2つのツールキット (classic と modern )になりました。これらの新しいツールキットはどんなデバイスやブラウザー (CSS3 サポートが不足している IE8 などのレガシーブラウザを含む )に渡ってアプリケーションを作ることができるビューレイヤーです。これらのデバイスを渡って、ターゲットするプラットホーム (スマートフォンを含む )によって、ユーザー体験をカスタマイズすることが可能になります。
また、Ext JS コードベース ( classic と modern )内のパッケージ構造も調整をし、マルチデバイス環境でアプリケーションを作るために、モデル、SASS、その他リソースに渡って最大限のコードが共有できるようにしました。もし、Sencha Cmd を使用しているのであれば、アプリケーション構造を非常に明確にわかりやすく管理してくれます。Sencha Cmd はアプリケーション構造を classic と modern ツールキットに限定してターゲットすることができます。その結果、デスクトップとタブレット、もしくはタブレットとスマートフォンだけなどを指定することができます。
統一されたコアと classic と modern ツールキットで、皆さんにはユニバーサルなアプリケーションを作るためのユニバーサルなフレームワークを提供しています。我々は適切なスクリーンに、適切なタイミングで、適切な体験を届けるためのツールを提供します。
Don が Ext JS 6 を使ってデスクトップ、タブレット、そしてスマートフォンをターゲットしたユニバーサルアプリケーションを作る様子をご覧ください。そして、最良のユーザー体験をすべてのデバイスに渡って保証しながら、最大限にコードを共有することを学んでください。