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企業のバンクエコシステムを幅広いデバイスに統合する

こんにちは、ゼノフィnakamuraです。

この記事は、US Sencha社ブログ Integrating Corporate Bank Ecosystems on a Wide Range of Devices を翻訳したものです。

Omniscient は Sencha Touch と Ext JS のコンサルサービスのリーディングサプライヤーであり、そのサービスはアジアからアメリカ大陸まで幅広く網羅しています。我が社の LIQUIDICE という製品は、大きな組織内の企業財務のための流動性支払い管理アプリケーションであり、Ext JS を作って作りました。

移り変わりの激しいグローバルエコノミーの中で生き残るには、組織は様々な内部/外部要因による金融リスクについてモニター、管理をしなければならなく、さらにこれを組織が持っている様々な事業やビジネスに渡って行わなければなりません。

LIQUIDICE を使えば、財務担当者がグローバルな銀行関係構造をセットアップし、全ての銀行とのデータ接続チャンネルを設定することができます。そしてグローバル資金や流動性ポジションを銀行、通貨、口座、事業体に渡ってモニタリング、管理することが可能になります。

なぜ Ext JS を使って LIQUIDICE を作ったか

Omniscient はコンサルサービスの一環として、 Web アプリケーションの開発に積極的に関わってきました。そういった期間の中、我々は様々な種類の HTML と JavaScript のフレームワークやライブラリを使いました。そして、すぐさま Ext JS が他の JavaScript フレームワークに比べて、たくさんの利点があることに気づきました。その1つは、素晴らしく質の高いサポートを Sencha から受けたということが挙げられます。

  • Sencha からのサポート – Ext JS の Sencha Support が使えたことは、我々の選択を決定付けた大きな要因とも言えます。他の JavaScript には信頼できるサポートが不足しています。これは大きな障害なのです。
  • 豊富なコンポーネントライブラリ – Ext JS が提供する豊富なコンポーネントライブラリのおかげで、膨大な量の複雑なデータをユーザーインターフェースに表示し、操作する上で、誰にも負けないユーザー体験を作り上げることができました。
  • クロスブラウザ互換性 – 我々のお客様は LIQUIDICE を幅広い種類の Web ブラウザで使用するため、この点は我々の選択には欠かせませんでした。他の JavaScript フレームワークでこういったブラウザ間での互換性を確認していたら、1.5倍以上の時間と努力を開発とテストで使っていたと言えます。
  • 大規模な開発チーム (タイムゾーンをまたいぐような) に最適 – Ext JS はアプリケーションの開発プロセスにスタンダードを作り、コンポーネントやユーティリティが再利用しやすい環境を作ってくれ、どんなデバイスにも最高のパフォーマンスをみせるアプリケーションを配信することができます。アプリケーションのメンテナンスコストも2割削減することができました。これはチームの各々が Ext JS フレームワークを理解しているからです。

営業時間後にスマートフォンからグローバルな流動情報にアクセスしたいというお客様のニーズに応えるため、アプリケーションのアクセスを幅広く iOS や Android ベースのモバイルデバイスまで広げなければいけませんでした。我々はいくつかの人気なフレームワークを査定しましたが、Ext JS でのポジティブな経験も元に、Sencha Touch を使うことに決めました。また、Sencha Touch が Ext JS と同じ開発パラダイムを使用しているため、開発チームの学習曲線を最小限に抑える事ができるのも理由の1つです。以下の図が Sencha Touch を使って作られたアプリケーションのモバイル版です。

なぜ Sencha Touch を使って LIQUIDICE Mobile を作ったか

1番大きな挑戦は、アプリケーションの機能性やデータの「断片」を、既存の Ext JS 企業アプリのコードベース、プロセスロジック、セキュリティーフレームワークを再利用しながらより小さな画面に収めるということでした。Ext JS での経験を活かした場合、Sencha Touch がこの開発に関しては合理的な選択でした。我々のチームの Sencha Touch UX の専門家たちは、既存の Ext JS アプリケーションの延長上にありながらも、モバイルアプリケーション特有のルック&フィールな要素も加えられた、自然な UI デザインを作りました。

以下の点が我々の選択や判断に影響を及ぼしました。

  • 短い学習曲線 – チームはすでに Ext JS と慣れ親しんでいたので、Sencha Touch を覚えるのに時間はかかりませんでした。
  • ネイティブアプリのルック&フィール – Sencha Touch は見た目も感触もネイティブアプリの様でありながらも、HTML5 の利点を兼ね備えたアプリケーションを作らせてくれます。これにより既存の開発チーム (デスクトップアプリケーションの開発経験のある) を使ってモバイルアプリケーションも開発することができました。
  • ネイティブ機能へのアクセス – LIQQUIDICE の残額通知とアラート機能のユーザー体験は、スマートフォンのネイティブアラート機能を通して強化されました。Sencha Touch は Apache Cordova API の直接サポートを提供しているため、モバイルデバイスのネイティブセンサーにも簡単にアクセスすることができます。
  • グラフ化機能 – 流動情報をダッシュボードで視覚的にとらえることができるというのは、LIQUIDICE の重要な機能の1つです。これは Sencha Touch のグラフ化機能がサポートしてくれました。
  • 1つのコードで複数のデバイス – 我々の顧客でもある企業財務担当者は、iPhone や Android ベースのモバイルデバイスでも同じユーザー体験を期待しています。Sencha Touch と Apache Cordoca を使う事で、1つのコードベースだけで複数のデバイスに渡る統一されたクロスプラットフォーム UX を提供することができました。

Omniscient のお客様は支払い、セキュリティープロセッシング、担保管理、財務技術の世界でトップを走る ISV もいらっしゃいます。我々の Sencha 開発サービスチームはこういったお客様と以下のような開発プロジェクトで一緒に仕事をしてきました。

  • JSP ベースの UI を Sencha Ext JS を使って、製品の基礎にある企業資産を再利用したリエンジニアリング
  • Sencha Touch を使って、デスクトップブラウザベースの Ext JS アプリケーションをタブレットやモバイルデバイスまで拡張
  • 顧客管理をする既存のモバイルアプリケーションをベースに、デスクトップブラウザベースの Ext JS アプリケーションの制作

移り変わりの速い金融テクノロジーの中で、我々は Ext JS と Sencha Touch をアプリケーション開発につかっています。それは、お客様が既に製品開発や投資したものをそのまま引き継げるという大きな利点があるからです。

また、そういった利点は内部でも活かしています。我々のコンサルサービスの設計者2人が、LIQUIDICE の制作チームと一緒に LIQUIDICE のモバイルアプリケーションの全体設計とデザインを作りました。これは、モバイルアプリのデザインがより莫大な量のデータにも対応し、同時に大量のアクセスがあっても耐えられるかを確かめるためです。

結論

インターネットの様々なデバイスへの広播性に気づき、企業は自社のアプリケーションへの「ユニバーサルアクセス」を戦略の一つとしていくでしょう。Ext JS と Sencha Touch で統一されたフレームワークを使う事で、一つのコードと限られた人材で、出資に対してより大きな見返りを期待できるようになります。我々のコンサルサービスはアメリカ大陸とアジアに渡り、両方の Sencha フレームワークを使用してアプリケーション開発のコンサルを行っています。我々のお客様は Sencha フレームワークを選ぶことで (他の JavaScript や HTML5 フレームワークに比べ) 時間、努力、効率、全ての面でセーブできています。そして、Sencha フレームワークを実装することでアプリケーションの必要としている機能やニーズに応えることができています。

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