Sencha Touch 2.3で登場するもの
こんにちは、ゼノフィnakamuraです。
イントロダクション
SenchaCon 2013の参加者は、次のSencha Touchリリースについて、短い紹介を見ることができました。このブログ記事でもうすぐリリースされるSencha Touch 2.3の具体的な内容を説明します。Sencha Touch開発者は、モバイルプラットフォームでより良いアプリケーションを作成するために、より多くのデバイス機能へアクセスしたいという声を耳にします。Sencha Touch 2.3のリリースはSencha開発者のネイティブパッケージングのニーズに関係していて、いくつかの新しいテーマも含まれています。この記事を読み続けたくなるいくつかのものもあります。SenchaConで予告したTouchGridもSencha Touch Bundleの一部になりますが、このブログ記事の範囲を超えますので、TouchGridの内容は別の記事で紹介します。
Cordovaの取り込み
Sencha Touch 2.3で、ネイティブパッケージングを出来るだけシームレスにしたかったのです。これを現実にするため、我々のデバイスAPIとSencha Commandを変更して、Apache Cordovaをライブラリ内で完全対応されたコンポーネントにしました。
Sencha Touch 2.3は加速度計、カメラ、キャプチャ、コンパス、接続、連絡先、デバイス、イベント、ファイル、位置情報、国際化、InAppBrowser、メディア、通知、Splashscreen、ストレージに対してApache CordovaのAPIをサポートしています。
Cordova APIの機能はSencha TouchのExt.device.<API>.Cordova
のネームスペースに置かれます。
さらに、Sencha Touch 2.3は、単一のコマンドで複数のデバイス用にアプリケーションをパッケージングできるAdobe PhoneGap Build
をSencha Command内からサポートしています。
このプロセスに対してより詳細に管理したい開発者には、自分のローカルマシン上でネイティブビルドを生成する細かいガイドが含まれています。Sencha Touch 2.3はBluetoothの様なCordova APIプラグインを直接にサポートしませんが、ガイドで提供されている手順に従えば、アプリケーションでそれらを利用できるようになります。
新機能と強化されたテーマ
バージョン2.3では既存のSencha Touchテーマにいくつか改善点がありました。BlackBerry 10テーマと関係が強く、BlackBerry 10の仕様と密接に一致させるために、ユニークなフックアンドフィールを改善しました。BlackBerry 10のテーマとともに、BlackBerry 10の専用のドキュメントも含みました。さらに、二つの新しいテーマを含みます:CupertinoとMountain Viewです。Sencha Touch 2.2で導入されたテーマ切り替え機能を利用して、全てのテーマがそれぞれのプラットフォームに基づいて利用されます。
追加の改善
他のSencha Touch 2.3の改善は対応するデバイスでのXMLHTTPRequest Level 2 (XHR2) の完全対応も含まれています。XHR2のスペックはプログレスイベントのアクセス以外にファイルと画像に対する改善された対応です。Sencha Touch 2.3に新しいXHR2機能性を利用するProgressIndicatorコンポーネントを含めたので、ファイルで作業をしている時にユーザーに実際の進捗を表示します。デバイスのキャプチャをサポートする新しいコンポーネントExt.field.File
が追加されました。
まとめ
私達はSencha Touch 2.3の最新の機能と改善点を喜んで紹介しています。この機能があなたのニーズを満たして、フレームワークに大きく価値を与えると思います。私達のコミュニティがネイティブデバイス機能とプラットフォームの特定テーマを利用して、より大きくより良いアプリケーションを作成できることを期待しています。