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モビリティ:デバイスではなくデータとして考える

こんにちは、ゼノフィnakamuraです。

この記事は、US Sencha社ブログ Mobility: Think Data, Not Devices を翻訳したものです。

企業のモビリティ革命から数年経ちました。小数のモバイルOSで数十の関連したモバイルデバイスがあります。AppleのiPhoneとiPadがエンタプライズへの進出の先頭にたっていた2009年と2010年に苦労していた組織は、当時とは違った疑問を持っています。それは、どうすればエンドユーザーが利用したいデバイス全てにアプリケーションとデータを提供できるのか?どうすればアクセスするデバイスに左右されず、データとアプリを保護、監視、管理できるのか?という疑問です。

最初の答え:HTML5アプリケーションを作成する

一つ目の質問への答えは HTML5 のアプリケーションを作成することです。この回答を理解するために、パソコン用のアプリケーションの歴史を紐解いてみましょう。皆さんが高速なインターネット接続を手に入れる前は、パソコンにネイティブのクライアントアプリケーションを設置していました。このカテゴリーにはMacも含まれます。組織は独自のネットワークを利用して、データを移動していました。クライアント/サーバーのソフトウェアアーキテクチャがあったため、パソコンに設置されていたネイティブクライアント アプリケーションでデータへのアクセスと操作が可能でした。

Mobility: Think Data, Not Devices

この話を聞いたことがありますか?多くの組織が一つあるいは二つのプラットフォームに対応したモバイルビジネスアプリケーションをネイティブアプリケーションとして実装しました。そのアプリケーションはバックエンドのクラウドとやり取りして、データを送ったり、受け取ったりします。

Mobility: Think Data, Not Devices

残念なことに、現在のテクノロジーの進化は10〜15年前よりさらに速くなっています。モバイルプラットフォームは増えて、既存のプラットフォームは一年に何度も新しいデバイスと OS アップデートを公開しています。このため、ネイティブアプリ (またはネイティブバイナリ付きのハイブリッドアプリ) を利用している組織は、新しいモバイル OS との互換性を確保するために、アプリを素早く修正しなくてはなりません。ほとんどの組織で、このビジネスモデルはコストが高すぎる状態になります。

1990年代の終わりに、Web がアプリケーションの提供方法を大きく変えました。現在は、ほとんどのビジネスアプリケーションが Web アプリケーションとして提供されていて、オープンスタンダードで構築され、追加で設置するコンポーネントの必要なしに、通常のブラウザでアクセスできます。このアプリケーションはいつも最新版であり、アップデートをダウンロードしたり、インストールする必要はありません。これがマルチデバイス、クロスプラットフォームのアプリケーション開発方法であるべきです。

二つ目の答え:デバイスではなく、データを管理する

第二の質問 (どうすればアプリケーションとデータを保護、監視、管理できるのか?) の回答もシンプルです。アプリケーションとデータのデプロイ、管理、セキュリティとデバイスの管理に集中しているモビリティベンダーを選びましょう。モビリティの焦点をデバイスよりデータの管理にうつせば、組織は、モビリティへのアプローチを合理化し、その目標をサポートするテクノロジーを採用することができます。

  • 組織の役員の生産力を高める
  • どのデバイスでも重要なアプリケーションやデータを提供する
  • システムの利用を監視でき、操作を最適化し、問題を検出できる
  • ビジネスのニーズが変わるとともに機密性のある独自のデータへのアクセスを無効につつ、エンドユーザーの個人データとプライバシーを守る

今後、毎週行う Web セミナーでSencha社が新しいソリューションSencha Spaceを利用して、上記の問題にどう取り組むのか聞くことができます。

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