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Technology Note 開発者向けBLOG

Ext JS

Sencha March Madness

こんにちは、ゼノフィkotsutsumiです。

この記事は、US Sencha社ブログ Sencha March Madnessを翻訳したものです。

二つの製品のアップデートと新しい同梱ソフトの公開を発表するのはめったにないですが、今日は普通の日ではありません。Sencha Architect 2.2・Sencha Ext JS 4.2・Sencha Touch Bundleのリリースを発表します。

もしこの三つの発表に共通点があるとしたら、「開発者の生産力」ではないかと思います。今日のリリースで色々なことが、開発者にとってもっと速く・簡単・便利になります。新しいSencha Touch Bundleは我々の全てのモバイル開発テクノロジーを合わせたコスト効率の良い便利なパッケージです。Architect 2.2とExt JS 4.2の新たな機能はArchitectのチーム能力やIE 10とNeptuneテーマの対応など様々です。その上、それぞれはうまく連動しますので、簡単にArchitectの中からもこの新しいExt JSの機能を利用できます。

このビデオで我が社のエンジニアやマネージャーが新しいリリースに付いて説明をしています。



また、次に各プロダクトの内容が説明されていますし、今後何週間かのフォローアップブログで特定の機能についてより深く説明します。


Sencha Architect 2.2

Sencha Architect 2.2

段々と Sencha Architect でさらに大きいプロジェクトが作成されていて、複数の開発者が同じプロジェクトで作業をしているので、Architect 2.2では「大きいプロジェクトで数人のチームに関わっている開発者のエクスペリエンスを高めること」に集中しました。

  • まずは巨大な性能改善から始まります。Architectのプラットフォームを自社のSencha Desktop Packager 1.1にアップグレードしたらパフォーマンスが大きく向上しました。それに加えて、一度に全てのプロジェクトコンポーネントを開くのではなく、開発者がコンポーネントを開く度にArchitectが選択的にロードします。この変更で本格的なプロジェクト上でArchitectのメモリー使用量を60%から80%程削減できましたので、大きいプロジェクトのロード時間が桁違いに速くなっています。

  • ソースコントロールシステムとよりうまく統合できるように、他の開発者と変更をシンクロする時にプロジェクトファイルに変更が起きるかどうかArchitectは開発者のファイルシステムを見ています。もし変更が発見されたら、Architectがシームレスに基盤ファイルのアップデートを対応します。もしコリジョンが発生したら、ユーザーにどう進めば良いかプロンプトします。

  • プロジェクトが段々とより複雑になっていくと、全てのコンポーネントを追跡することや、プロジェクトをナビゲートすることが段々難しくなっていきます。Architect 2.2はコンポーネント間に簡単に切り替えられる用にキャンバスに複数タブのサポートを追加しています。簡単にプロジェクト内のコンポーネントを見つけて開ける新しいQuick Open機能があります:これはArchitectで企業規模で作成されているプロジェクトに対してとても時間の節約になります。

    Quick Open Feature and Tabs

  • Architectをもっと速く・ナビゲートしやすく・チーム扱いがしやすくした上、外部ライブラリ・コンポーネント内にカスタムコードを挿入・ストアの模擬データなどもっと楽になり、素晴らしいアプリケーションを生成しやすくなりました。多くのアプリケーションはSenchaフレームワークと他のライブラリを利用しているので、Architect 2.2では外部のコンポーネントにクラス名またはxtypeを設定するcreateAliasとcreateClass設定を利用して、コードオーバーライドを利用しないでもこの外部のJavaScriptライブラリをもっと単純に統合できるのが可能となります。その他、コンポーネントがライフサイクルを始める時にもっと楽にArchitectで自分のカスタム動作コードを新しいprocessConfig (Ext JS)またはinitialize (Touch)の設定で挿入できるようになっています。

    もし以前からカスタムオーバーライドを利用している場合は、この方式でアプリケーションをより最新の状態にアプリケーションをキープして、フレームワークのベストプラクティスを使うのが簡単になります。最後に、多くのアプリケーションとっては、開発中にストアから良いデータを取得することは簡単ではありませんでした。例えば位置情報や、ユーザー特定の認証トークンなどやユーザー特定の認証トークンが必要なストアがある可能性があります。Architect 2.2はストアのデータコンフィグでモックアップデータをサポートするようになりました。このモックアップデータはキャンバスビューでレンダリングされますが、Architectが生成する最終的なコードには含まれないので、アプリケーションをデザインするのがより簡単で安全になります。

  • もちろんArchitect 2.2は、以下で説明する今回リリースされた最新フレームワークやその機能の全てに対応します。 Architect 2.2は現在扱っているプロジェクトを数回のマウスクリックでExt JS 4.2にアップグレードして簡単に全ての新たなフレームワークの利点を得ることができます。
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Sencha Ext JS 4.2

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Sencha Ext JS 4.2 のリリースでは、 我々のお客様やコミュニティから多く需要された機能、 さらに全体的な安定性・バグフィックス・パフォーマンス向上を成し遂げました。 新機能や変更点の完全リストはリリースノートをご覧ください。

  • 大規模データグリッド : 高いデータポイントのアプリケーションを作成している企業開発者をサポートするためにExt JS 4.2ではbuffered rendererを大きく改善しました。金融や保険アプリケーションではこの新たな機能を利用して、多様なブラウザ上でより大きなデーターセットを表示できるようになります。どのくらいこの変更が刺激的か知りたかったらこのビデオをご覧下さい。



  • Neptune theme: 待っていたNeptuneテーマがやっと来ました!Neptuneはユーザーに奇麗・軽い・完全にモダンなUIでもっとパワフルなカスタマイズ可能性を提供します。もっと柔軟性をもつようにExt JSのテーマ作成方法を再編成して、もっと簡単にテーマを共有しミニファイできるようにテーマパッケージングをCmdと統合しました。「百聞は一見にしかず」ですので、デフォルトでNeptuneを使用していて、クラシックでグレイでアクセスしやすいテーマに切り替えられる便利な方法を提供するExt JSデモをご覧下さい。



  • 右から左のサポート: もしあなたが東アジアまたは中東むけにアプリケーションを生成する必要がある開発者であれば、新たなExt JS 4.2での右から左対応で作業がより簡単になります。この対応でフレームワークが重くならないようにオプションのパッケージとして使えるようにしましたが、必要であればすぐ有効にできます。

  • IE10のサポート: Ext JS 4.2は完全にInternet Explorer 10をサポートしているため、IE10がこれから企業に使われ出しても、あなたのアプリケーションの互換性の問題が無いように確保できます。(因に今Ext JS 3.4にIE10サポートのパッチを作っていますので、少しお待ち下さい)。

Sencha Touch Bundle

Sencha Touch Bundle

Sencha Touchは素晴らしい方向性を続けていて、Touchの採用が急増し続けています。 Touchの継続的な改善更新と同時に、Touchを使って開発者が非常に生産性が高く効率的にアプリを構築できるように、高品質なモバイル開発ツールを絶え間なく構築してきました。 しかし、これらもテクニカルサポートも開発者がそれぞれを探しだして購入するかたちにしていました。 今日、 Sencha Touch Bundle を公開しましたので、それらを全て一緒にして、お客様が簡単にモバイル開発ツール・コンポーネント・企業グレードサポートなどを一つのパッケージで購入できるようになりました。

Touch BundleにはSencha Touch、Sencha Touch Charts、Sencha Architect、Sencha Eclipse Pluginと全ての製品に対して企業グレードのサポートとメンテナンスが含まれています。今日は始めの特別価格:$695(通常価格より$100お得)です。もしあなたが本気のモバイル開発者で完全なサポートと最高のツールセットが欲しかったら、これはお買い得です。


Sencha Touch 2.2 (Beta)

現在もまだベータになっていますがSencha Touch 2.2に注目したいと思います。Touch 2.2はパワフルな新しいコンポーネント、Windows Phone 8とIE10対応、重大なパフォーマンス高度化などを提供します。その他のベータにについても開発中です。フィードバックが欲しいので、 ここ でベータを入手してチェックしてください。


最後に

Ext JS 4.2は我々のモダンなテーマやRTLをExt JS 4の製品シリーズに提供するという以前の公約に従っています。また我々はアクセシビリティ(これはExt JS 4で最後に残っている製品公約です)について開発を続けています。

また、我々のベータテスターに感謝の気持ちを伝えたいと思います。彼らはこの製品の早い段階のバージョンをダウンロードして試して、とても大事なフィードバックを頂きました。このリリースはあなたたちの協力でより強固になっています。あなたたちのサポートに感謝し、あなたたちとSenchaコミュニティにこの製品を喜んでリリースします。

最後に、 Sencha Architect 2.2Sencha Ext JS 4.2、 そして新しい Sencha Touch Bundle は全て今日ダウンロードと購入が可能になっています。試してみて感想を聞かせて下さい!

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